更新日:2025年9月22日
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8月5~7日に黒島・硫黄島で焼酎用さつまいもの試し堀りを行い,昨年に比べ良好な生育を確認できました。現在,三島村では植え付け苗の供給体制の整備とほ場の排水性が課題となっています。この課題解決に向け,育苗ハウスの消毒を糖含有珪藻土を用いて行い,次年度植え付けるほ場には,有機物の補給と緑肥根による透水性・排水性の向上を目的にスーダングラスを栽培しています。また10月には排水対策としてサブソイラによる耕盤破砕を行う予定です。今後も単収向上に向けた支援を継続していきます。
松元地域の茶農家の「ほうじ茶」製造は,ほとんどが委託加工であったため,ほうじ茶に適する荒茶の選定ができませんでした。今回,鹿児島市都市農業センターが新しく導入した焙煎機を用いて,市,振興局指導の下,農家自らで試作をしました。1回に4kgの荒茶を投入し,何度も取り出して焙煎状況を確認した結果,最終的に良質なほうじ茶が製造できたことから,自社製品の開発に農家は手応えを感じていました。茶農家は今後も試作を繰り返し,最適な荒茶の選定を行いたいと話していました。
8月8日,鹿児島地域振興局日置庁舎にて,日置市いちご部会栽培講習会が開催され,24人が参加しました。農政普及課からは,現地調査結果を元にした追肥管理の重要性や必要な施肥量について説明するとともに,管内における育苗優良事例や新たな高温対策について情報提供を行いました。今後も施肥や高温対策等の改善策の実施に向けて支援していきます。
7月29日,JAさつま日置ソリダゴ部会のお盆前出荷ほ場の現地検討会と出荷規格変更のための目揃え会が開催されました。現地ほ場では,高温障害対策のための効果的な遮光資材の活用や換気対策等について検討しました。その後,以前から市場関係者とも検討を重ねてきたソリダゴ選花場で切花長を従来より10cm短い70cm規格での出荷を検討し,8月出荷分から取り組むこととなりました。生産者の生産・出荷コストの削減に繋がるよう関係者で支援を続けていきます。
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