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更新日:2025年6月18日

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農政普及課現地農業情報(令和7年3月)

鹿児島地区

 

調査研究成果をせり市前研修で紹介

3月14日,鹿児島中央家畜市場で子牛せり市前研修会を開催し,40人の農家が参加しました。当日は,畜産担当普及員が取組んだ「チェックシートを活用した分娩間隔の短縮」,「遊休農地を活用した小規模放牧」をテーマに講演しました。分娩間隔の短縮には,3か月以内の離乳と母牛の分娩前後の飼料給与・管理と関連性が高かったことを示し,また,飼料費低減のための放牧実証の成果を紹介しました。今後も,情勢に合わせた研修内容にすることで,繁殖牛農家の課題解決に向けた支援を行います。

結成20周年,節目の年に鹿児島地域づくり表彰受賞!

(有)さくらじま旬彩館は,桜島地域の農産物(柑橘類,桜島大根)を活用した加工品を開発し,地域の道の駅での常設販売,大手コンビニエンスストアとのコラボ商品開発,レストランで地元の食材を使ったメニューの提供など,桜島の食のPRや,消費者との交流を積極的に行っています。法人化して20周年となる今年度,地域づくりに寄与し,地域の未来に貢献することが期待できるとして,3月7日,鹿児島地域づくり表彰を受賞しました。

お茶の里開設10周年!まつもと茶でお祝いの振る舞い

3月16日,都市農村交流センターお茶の里で開設10周年を記念したイベントが開催され,市茶業振興会ではお茶のPR活動を行いました。当日は,松元地域にある茶工場毎のお茶の飲み比べをはじめ,自分だけのお茶づくり体験,県立短期大学のはんず茶試飲など,来場者に楽しんでもらえる企画をたくさん準備しました。当日はあいにくの天候ではあったものの,多くの方が来場され,お茶の味の違いや,お茶づくり体験を楽しんでいました。

日置地区

支え合うパートナーシップ~家族経営協定で築く農業の未来~

2月28日,いちき串木野市市来庁舎で家族経営協定調印式が開催され,協定を締結した水稲農家を含む7人が出席しました。調印は夫婦間の締結で,調印後の決意表明では「農業で食べていける経営基盤を築いていきたい」「夫のサポートをしながら農業経営に頑張っていきたい」と力強い言葉が聞かれました。農政普及課では,今後も関係機関と連携し,担い手農家の経営発展を支援します。

ソリダゴ産地育成検討会

3月13日,日置庁舎で関係機関14人と次年度に向けたソリダゴの産地育成検討会を実施しました。会では産地の課題を改めて確認し,解決策を検討しました。今後,生産量確保に向けた方策を盛り込んだ地域版栽培基準の見直しと,それに基づいた技術指導を関係機関と連携して行うことに決定しました。また,新規生産者の施設確保のため,市・農業公社が空きハウス情報を収集し,所有者との橋渡しを行うこととし,今後,定期的に会を開催し,進捗を確認しながら課題解決を目指します。

地域振興の新潮流~お手軽ツーリズムが切り拓く地域の未来~

3月10日(農)夢ファーム大里で,11日には(農)田代ビレッジ,18日には吉利アグリ未来会議で,令和7年度から実施する地域振興推進事業「都市近郊型”お手軽ツーリズム”」の説明を行いました。これは中山間地域等の農村振興を目的とし,鹿児島市近郊にインバウンドを呼び込み,農泊や農村体験を通じ,農村の所得向上を目指すものです。当該取組に対し,参加者からは,おおむね前向きの発言があり,その効果に期待を寄せる声も聞かれました。

いちご農家,最新型の細霧冷房技術を学ぶ

3月18日,(株)アグリシアのいちごハウスにて,(農)田代ビレッジ組合員のいちご農家2人を対象に,最新の細霧冷房技術の視察研修を開催しました。いちごでは,昨夏秋の高温により今作の年内収量が減少したため,高温対策が求められています。最新の細霧冷房では,ノズルから微細な粒子が拡散されるため,ハウス内の冷却のみならず飽差管理や農薬散布等に有用であるとのことでした。

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

鹿児島地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:0998057976

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