更新日:2025年6月16日
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5月19日に種子島家畜市場で,セリ前研修を開催し,計40名の生産者が参加しました。研修会では,農政普及課から「母牛の飼養管理」をテーマに分娩前後の母牛のエネルギーバランスやホルモンバランス,ヒートストレス対策等の説明を行いました。商品性の高い子牛を優先した飼養管理が目立つ中,母牛管理の重要性を普及することができました。
5月20日に中種子町防災センターで,令和7年度種子島地区農業労働力・人材確保対策協議会総会を開催し,会員(市町・農協・生産者組織)9名が出席しました。令和7年度は,パートナー企業とも連携して,6年度の取組に加え,中小複数農家での外国人材活用,近隣産地や島内の他品目生産者間での労力補完の検討,機械オペレーターの育成,農作業動画の作成・活用などの取組を進めていきます。
4月30日に中種子町で,中種子町さつまいも生産対策協議会が,さつまいも移植機の実演・体験会を開催しました。約40名の生産者や関係機関・団体が参加し,生産者からは「腰を曲げずに植え付けられるから楽だ」などの評価がありました。一方,苗質によって,植付られないケースが見られ,移植機に適応した苗づくりも必要であると考えられました。熊毛支庁では,さつまいも栽培面積の維持・拡大に向け,引き続き機械化に向けた取組を支援していきます。
5月14日に中種子町中央公民館で,第1回種子島スマート農業推進協議会担当者会を開催しました。市町やJA,農業公社等の担当者10名が出席し,令和7年度事業計画の検討や種子島におけるスマート農機導入状況を共有しました。今年度はスマート農業推進研修会やさとうきびにおける自動操舵システムを活用した実証活動等を計画しています。昨年度に引き続き様々な研修会や実証活動を通じ,生産者や関係機関・団体等へのスマート農業の理解促進を図っていきます。
5月9日にJA種子屋久西之表支所で,熊毛地区製茶共進会が開催され,地区茶業推進会員及び関係機関35名が参加しました。26点の一番茶荒茶が出品され,農業専門普及指導員など6名で審査しました。今年は,前年に比べ良質な製品が多い状況でした。今回から紅茶の評価も行われ,多様な製品の生産に向けて,情報・意見交換ができました。また,参加者は二番茶に向け,流通対策や生産の留意点も学びました。
4月8日,熊毛地区茶業推進協議会主催による一番茶荒茶加工研修会が開催されました。茶生産協会の技術アドバイザー等を招いて種子島の茶工場を巡回し,会員が市場ニーズに対応した良品生産に向けて荒茶加工技術を学びました。今年産は,冬春期の低温等による天候不順の影響で新芽の生育が前年より7日程度遅く,収量もやや少ない傾向にある中,市場価格は近年中ではやや高単価で進んでいる。農政普及課では引き続き,茶農家の経営安定に向けて取り組んでいきます。
4月18日,中種子町中央公民館で令和7年度種子島アグリタス総会が開催され,生産者7名,関係機関・団体12名が出席しました。当組織は労働力確保対策の実践等を目的に令和6年2月に設立しており,令和6年度は外国人材の受入や北海道との産地間連携,農業体験会での受入等を実施しました。会では持続可能な活動体制となるべく,今後の活動計画,組織運営等について前向きな意見が出ました。農政普及課は今後も引き続きアグリタスの活動を支援するとともに,労働力確保対策を進めていきます。
4月8日,西之表市果樹振興会総会が会員8名,関係機関・団体5名が参集のもと,西之表市役所で開催されました。会では島内外の研修等によるパッションフルーツの技術,経営の向上を図る計画が承認されました。西之表市では,夏場の振興品目としてパッションフルーツを推進しており,また,会員・面積とも増加傾向にあります。農政普及課では,パッションフルーツの収穫前落果防止やかん水管理技術の向上による生産安定を支援していきます。
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