更新日:2025年7月10日
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5月22日に,曽於市ゆず栽培同好会総会が開催されました。曽於市のゆずの栽培面積は年々増加し現在約97haまで増え,今後の生産量増加を見込み,ゆず搾汁センターの搾汁機械を増設しました。しかし,令和6年産の出荷量は,着花不足により前年比63%の786tでした。近年,ゆず栽培者の世代交代も進んでおり,若手の栽培者が増えています。今年度は栽培講習会に加え,若手や規模拡大する生産者を対象に幼木育成講習会を開催します。曽於畑かんセンターでは,今後も生産量拡大や品質向上を目指し支援する。
6月20日に,志布志市でJAあおぞら第26回いちご部会総会が開催されました。令和6年産は,栽培戸数51戸,栽培面積9.94㏊,生産量は前年比86%の348.8tでした。8~11月の高温と台風の影響で,2月までは収量減・単価高,3月以降は収量増・単価安と生産者にとって厳しい年となりました。生産者からは,令和6年度から新たに取り組んだ,いちごの新品種の選定試験について期待する声が多く聞かれました。曽於畑かんセンターでは,今後も生産拡大及び品質向上を支援する。
6月4日に,花きにおけるエタノール土壌還元消毒用資材を使用した土壌消毒の研修会を開催しました。管内のトルコギキョウ生産者,各市町,日本アルコール産業担当者の計11人が参加し,エタノール利用の利点や畑かん水を活用した土壌消毒処理の流れ,各地での使用事例などの説明と意見交換を行いました。曽於畑かんセンターでは,今後も引き続き,畑かん水の積極的活用と持続的な花き生産へ向けた取り組みを関係者と連携し行っていく。
管内の一番茶摘採が4月中旬から開始されました。生産者は,4月以降の朝晩の冷え込みによる生育遅延に対応しながら,良質茶生産に向けて栽培管理や茶製造に取り組みました。4月は早生品種を中心に減収傾向となりましたが,中間品種は5月以降の気温上昇により安定した収量となりました。一番茶摘採・製造は,6月上旬に煎茶・てん茶ともに終了し,6月中旬からは二番茶摘採・製造が進んでいます。曽於畑かんセンターでは,今後も関係機関・団体と連携し,茶農家の経営安定に向けた取組を支援していきます。
大崎町益丸地区で,令和6年から農地中間管理機構関連農地整備事業の水田ほ場基盤整備が始まっています。農地整備と併せて,野菜類の高収益品目導入を計画しており,関係機関と共にキャベツの実証試験を行い,生育等の問題もなく約6,000kg/10aの収量が得られました。5月の収穫時には早期水稲が始まり,隣接ほ場からの越流水があり,実証ほ場の一部でぬかるみが発生するなどの課題もあったことから,曽於畑かんセンターでは,ほ場集約化等について,生産者及び関係機関との検討・支援を行っていきます。
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