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更新日:2025年5月12日

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令和7年4月南薩地域の現地農業情報

枕崎市,南さつま市,南九州市

クルクマ研修会で品種特性,病害虫・排水対策を学ぶ

4月4日,JA南さつま川辺支所でクルクマ研修会が開催されました。農政普及課では,生産性の高い品種が単価の高い品種と比べて10a当たりの販売額が高いことを紹介しました。また,生産性向上対策として,品種特性や病害虫被害・防除,排水不良,催芽処理の事例を説明し,今後の対策について生産者と活発な意見交換を行うことができました。今年度は,1戸の新規栽培者を含む10戸の生産者が技術改善を図りながら経営安定を目指していきます。

関係機関との繁殖牛農家合同巡回指導が7年度もスタート!

南九州市(川辺,知覧,頴娃各地区)及び南さつま市(加世田・大浦地区)では,市・JA・NOSAI・農政普及課が合同で繁殖牛飼養農家の巡回による,子牛検査や飼養管理指導等に取り組んでおり,今年度も4月からスタートしました。農家は,子牛価格相場が3月から税抜60万円程度に上昇しましたが,出場頭数が増える今後の相場の動向を心配しています。農政普及課では,引き続き効率的かつ効果的な指導体制で農家を支援していきます。

大麦栽培講習会で赤かび病対策を学ぶ

4月3日,南九州市川辺町の生産者ほ場において大麦の栽培講習会が開催され,地域の生産者や関係機関など13名が参加しました。農政普及課から赤かび病対策や収穫前作業,調整作業などについて説明しました。赤かび病は昨年,地域で多発したこともあり,生産者の関心が高く,赤かび病の伝染環や防除適期など多くの質問があがりました。今後も大麦の安定生産に向けて生産者を支援していきます。

砂丘らっきょうの出荷始まる

4月23日,南さつま市のJA南さつまらっきょう共同乾燥施設で,生産者・関係機関併せて60名程が出席して出発式がありました。出発式は初めての試みで,今作は定植後の高温乾燥や冬季の低温等のため,生育・玉肥大が遅れ気味ですが,4月21日から集荷を始め,当日は13トンが関東方面に出荷されました。部会では面積30ha共販量400トン共販額232百万円を計画しており,農政普及課では目標達成に向け生産者を支援していきます。

 

指宿市

肥育一貫経営の飼料費削減を目指した短期肥育実証で成果を得る

肥育一貫経営の飼料高騰対策として,R5年から2戸で短期肥育実証を行っています。育成期から肥育前期にルーメン(第1胃)の負担を軽減できるバイパスタンパクを給与し,増体に必要なタンパク質を十分摂取できるようにした結果,出荷時の日齢体重は0.88kg/日から0.95kg/日に増加し,肥育期間を2ヶ月短縮できました。これによる飼料費削減効果は約66千円/頭となり,枝肉価格は同等でした。農政普及課では,引き続き同飼料の給与量実証を行い,波及を図っていきます。

観葉の若手農家,研修会を通して交流を深める

4月24日,南薩地域振興局指宿庁舎で観葉の若手農家を対象とした研修会を開催し,若手農家6人,関係者3人が出席しました。農政普及課からは鉢用土,IPM,農薬,農作業事故防止等について説明しました。若手農家同士は初対面で緊張した面持ちでしたが,病害虫防除方法等について積極的な意見交換が行われ,交流を深める有意義な研修となりました。農政普及課では今後も若手農家の技術・知識の向上及び交流を図る場を設定し,若手育成支援を継続していきます。

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南薩地域振興局農林水産部農政普及課

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